この妊娠という神秘な世界の中で、これまで様々な事を感じ得てきました。
喜びから始まり とまどい 苦しみ 悲しみ 怒り.と感情が乱れた10ヶ月。
どれも自分に必要だったコトだということ....妊娠された女性なら既に実感
されているでしょうね。

写真をする私ですが、妊娠期間中でも、散歩の時は欠かさずカメラを
向けてきました。 お腹の中の子の目 私の目,4つの目でシャッターを
切り、生き物の語りかけ、四季の移り変わり、命の誕生の素晴らしさ
尊さ、厳しさ・・そんな自然からの恵の声に耳を傾けて伝えてきました。
末妊娠の時とは全く違う気持でシャッターを切る私に出会え
そして映し出され残された写真もどこか違っていた。
心の目で切った写真は その時の心情を鮮明に表すのですね。
お腹の子にカメラに自然に感謝したい。
写真もそうだけど、その日の雲の姿も空の姿も....その日。その時だけ。
妊娠も 第一子、二子とまるっきり同じ体調での妊娠はないと聞く。
だからこの妊娠生活に2度出会うことはないのです。 それは一期一会、
静かに そう感じています。

ついこないだまで 出産をすることに怯え 不安でいた私。
今はそんな自分は何処へいったのか.....
出産を控えているのに 心がどんどん静かになっていくのです。
この妊娠生活を通し 私の大切な人たちが 私に語りかけ包んで
くれているのを 再確認できた期間でもあった その優しい気持が
いま 心の奥に染み込んできています。
そして穏やかな優しい私にさせてくれています。
感謝の気持ちでいっぱいです。
この残り少ない限られた時間の中、静かに分娩の日を待ち、
自然にゆだね その日を待とう....。